PFA溶接棒
溶着について
このページに記載されている情報は、インテグリスが使用しているPFAおよびポリプロピレンの溶接技術に関するものです。PFAシート素材を使用し、射出成形、回転成形、または押出成形で得られた部品を接合して新しい部品を製作したり、溶接棒を使用して部品をカスタマイズしたりするために使用できる方法を紹介しています。
PFA材質の溶接棒は、高純度な腐食性薬液環境に最適で、一般的なアプリケーションとしては以下のようなものがあります:
- PFA製部品の溶接
- 溶着部品の施工
- PFA製タンクのカスタマイズ
仕様書
型番 | サイズ(直径) |
AT060 | 1/16" |
AT125 | 1/8" |
溶接機
PFAロッドの溶接には、溶接機が必要です。溶接機 (ガン)はLaramy Products (米国バーモント州リンドンビル)から販売されており、複数のモデルがあります。使用に適したモデルは、モデル#30-10で、17種類のノズルがあり、インテグリスで一般的に使用しているものはNHS-1です。溶接機は、はんだごてに似ていますが、材料に接触させて溶かすのではなく高温エアを使用して溶融します。キットの詳細については、下記にお問い合わせください。
Laramy Products
http://laramyplasticwelders.com/
802.626.9328
溶接方法
溶接作業は、材料を予め高温に加熱して行います。溶接機にエアを供給して加熱し、高温のエアで溶接棒を溶かします。材料が溶接可能になったら、溶接棒を手動で送り出しながら、溶接する領域に沿って溶接機先端を移動させます。PFAの溶接方法は、ポリプロピレンの場合と似ていますが、溶接温度がはるかに高いため、適切な換気を確保する必要があります。
PFA溶接棒についてご不明な点はお問い合わせください。
警告
この情報は、お客様へのサービスとして提供していますが、これにより望ましい結果が得られることを保証するものではなく、技術を有する作業者が各自の判断とリスクにおいて使用することを目的としています。さらに、高温でフッ素樹脂を加工する作業では、適切な換気を確保するなどの特別な安全措置を講じる必要があります。この件に関する詳細については、この件に関する詳細については、The Chemours Company (https://www.chemours.com/)にお問い合わせください。
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